星空に触れて-81-

野崎と真島はオフィスへ向かった。
極秘プロジェクトの進捗を確認して、収集された情報に目を通さなくてはならない。

「5人全員で集まる。他のメンバーには、上総の件はオフレコだ」
「分かった」
野崎は携帯を取り出して、オフィスへ連絡する。

「私だ。甲斐と水元と藤堂を1時間後にオフィスへ。それまで誰も通さないように。それからプロジェクタの準備を」
短く言って、携帯を切った。

「あの3人のことだ。大ネタでも持ってくるかもな」
真島が不敵な笑みを浮かべる。

「上総のことは抜きにしても、あまり時間は掛けられない。7月の収支報告会には決める」
ずるずると長期戦を続けるわけにはいかない。
半期の定例報告会までに残された日数を考えると、こちらも最終段階へ進む頃合だった。

二人を乗せた車は、三十分ほどしてオフィスのあるビルへ当到着した。
エレベーターを降りて入り口へ向かうと、受付の二人が立ち上がる。

「皆さん既に到着されています。お部屋へ案内しました」
野崎は軽く頷いた。

「コーヒーを。出てくるまで誰も通さないように」
野崎と真島は奥の部屋へ向かう。
部屋に入ると、呼び出された3人がソファーに座っていた。


「遅くなってすまない。早速始める」
野崎は一番上座になる一人掛けのソファーに座った。

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Comments

早く~
あー、上総ちゃんがかわいそう過ぎて胸が痛みます。(:_;)
早く安心させてあげて~。そしてお誕生日はどうなってしまうのでしょう!?
続き楽しみにしています!
Posted at 2009.03.02 (20:59) by まさ (URL) | [編集]
>まさ様
コメありがとうございます!
拙宅へのご訪問、とっても嬉しいです。

こんな未熟者のわたくしの作品に目を留めて頂いて
本当にありがとうございます!

上総、ただいま悲しみのどん底でございます・・・。
しかしながら、聡示はヤリ手の専務さんですから
なんとかさせましょうね(笑)

お誕生日は、もう一波乱の予感です☆

コメを励みに頑張ります。
またのお越しをお待ちしております!
Posted at 2009.03.03 (00:38) by 冬実 (URL) | [編集]
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